移動式水洗トイレ(河川敷公園)
河川・山間地に水洗トイレ設置要望
下水道もない地域に、最近は水洗式のトイレを要望されることが多くあります。特に河川敷公園や国立公園、国定公園など観光山間地に水洗トイレ設置要望が寄せられています。
河川法上、工作物の設置を伴う河川敷地の占用は、国交省に占用許可申請をすることになりますが、治水上又は利水上の支障を生じないものでなければなりません。したがって掘削
等が伴う大掛かりな工事(上下水道工事や電気配線工事等)の占用許可申請は受理されません。したがって、河川敷地では上下水道・電力線等の敷設はできませんので、水洗トイレを
設置する場合は無放流型の水洗トイレにする必要があります。当社では無放流型の水洗トイレにするために循環式「バイオ水洗トイレ」を開発致しました。トイレで使用された汚れ
た水をバイオ技術によってきれいにし、その水をトイレ用洗浄水として何度も繰り返し利用します。無放流方式ですので下水道も不要となり、排水しませんのでリン、窒素等による
公共水域の水質汚染の心配もありません。まさに国連の「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の趣旨に沿った環境配慮型のバイオ水洗トイレです。
又、電気配線工事もできませんので、当社は再生可能エネルギーを利用した独立電源装置を採用しています。独立電源装置は太陽光パネル電池により発電した電力をディープサイク
ルバッテリーに充電しMPPTチャージコントロールで充発電の制御をしています。さらに河川敷地にトイレハウス等を占用する場合は、洪水時には簡易に移動出来ることを求めら
れます。循環式「バイオ水洗トイレ」を容易に移動できる方法として、当社は次の2つ方法を採用しました。
①鉄骨BOX内にトイレシステムを一括搭載したユニック車移動型トイレ
②トレーラーにトイレシステムを一体化した牽引型トイレ
参考
【SDGs】とは
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs) の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国 の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のター ゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍 的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
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